寺町でカフェ巡り

寺町とカフェ、2つを繋ぐもの。

寺町の古美術のお店・福丸太平堂

京都・寺町の「福丸太平堂」では、古美術・近代京都美術などの商品を取り扱っています。京都御苑のすぐ南、閑静な寺町通りにお店を構えて20年になる「福丸太平堂」は、江戸中期ごろから近年にかけて京都でつくられた陶磁器や漆器、蒔絵物、金工品など幅広く取り扱っています。

 

特に幕末から明治・大正時代にかけての京焼が豊富に取り揃えられています。仁阿弥・保全・長造といった幕末の陶工の名品、最高峰の腕を持ち帝室技芸員に選ばれた清風・香山・蘇山・陶山の独創的な作品や、粟田焼の諸窯や隠れた名工たちが残した品々。寺町らしい、京焼の多様性とはんなりとした味わいを実際手に取って楽しむことのできるお店です。骨董の町として知られている寺町だからこそ、めぐり合うことのできる商品が数多く並んでいます。

 

「福丸太平堂」では、買い取りも行っています。古いものの買い取りを積極的に行っていて、鑑定してもらうことで意外な高値がつくことも多いようです。取り扱っている商品は、抹茶・煎茶道具・近代陶芸・日本画・蒔絵物などです。営業時間は午前10時から午後7時までとなっています。寺町を観光がてら、ふらっと足を運ぶのもいいですし、捨てようと思っていた骨董品を持って行って鑑定してもらうのもいいですね。

 

自宅に眠っているかもしれない、骨董品。捨ててしまうまえに、まずは一度「福丸太平堂」へ持参して、鑑定をしてもらうのもいいかもしれません。新しい価値を見つけることができそうですね。