寺町でカフェ巡り

寺町とカフェ、2つを繋ぐもの。

寺町京極商店街のてらぼん

寺町京極商店街では「てらぼん」というオリジナルのマスコットキャラクターが活躍しています。てらぼんは豊臣秀吉が当地を、寺町と名付けたころから住み着いています。推定年齢がなんと430歳のやんちゃ坊主という設定です。

 

このてらぼんを町で見かけた人には幸運が訪れ、寺町京極商店街に富をもたらす精霊だといわれています。430歳でやんちゃ坊主?!と思ったのですが、精霊だと言われて納得することができました。現在寺町京極商店街では座敷童的な存在として愛されています。


てらぼんはオシャレが大好きで、ファッションのポイントはシンボルマークの「コンパッソ」の紋です。暑い夏場にはアロハシャツや短パンなどで登場するという陽気な精霊で、トレードマークは寺町の「て」の形をしたちょんまげです。そしてひみつアイテムとして、寺町の「て」マーク入りの赤いふんどしを身に着けています。赤いふんどしは昔から幸せを呼ぶと言われているアイテムです。てらぼんは普段滅多にふんどしを見せることはありませんが、思いがけず見ることができた人には素敵なことが起きると言われています。


てらぼんは現在、商店街の美化とマナー啓発のためにマスコットとして活躍しています。てらぼんはゴミのポイ捨てを発見するとそっと近づき、捨てられたゴミを拾い、捨てた人の持ち物やポケットの中に入れ、ついでに周囲のゴミも一緒に入れてしまうそうです。気が付くとバックやポケットの中にはゴミだらけに…。更に歩行者専用道路を自転車へ乗っている人をみるとすごいパワーで荷台を掴み動けなくしてしまうそうです。「てらぼん」なかなか濃いキャラです。