寺町でカフェ巡り

寺町とカフェ、2つを繋ぐもの。

寺町にイタリアの風

骨董の町、古書の町、雑貨の町として知られている寺町通に最近は、お洒落で可愛らしいショップが続々とオープンしていますね。

 

そんな古さと新しさが融合する寺町に、またひとつ素敵なお店がオープンしました。寺町の顔ともいえる老舗「一保堂茶舗」の向かいに、2015年2月にオープンしたイタリア菓子専門店。

 

シェフの吉村雅博さんは、6年前に歩いてすぐのところにイタリア食堂を始め、その時から新旧のお店が良い具合に点在する寺町通が大好きで、お菓子屋さんを始めるならば絶対ここと決めていたと話しています。

 

今の場所が空くのを1年間待ち、「イタリア菓子 コロンボ」はオープンに至りました。

世界の観光地でもある寺町にオープンしているだけあって「イタリア菓子 コロンボ」はとてもお洒落お店です。コロンボの看板菓子は山鳩を描いた瓶入りのティラミスです。お買い物のニーズに応えられるよう瓶のデザインや食べ切りサイズにこだわったそうです。

 

瓶に描かれている山鳩は鉛筆で描かれたような味のあるタッチです。つるんとしたきれいな瓶の上には、キラキラと輝く金色の蓋がついています。

瓶の中には、フィンガークッキーのサヴォイアルディにエスプレッソとアマレットをほどよく沈ませ、マスカルポーネクリームはとても軽やかで、別に添えられたクッキーの粉末をのせると食感がプラスされます。

 

子供でも食べられるリキュール未使用のものもあるので、手土産にもぴったりです。スイーツはもちろん、容器までしっかりとこだわっているところが寺町らしいですね。八ッ橋に続く銘菓になるかもしれません。